起立性調節障害

原因は脳脊髄液の減少と循環不良


脳を取り巻いて脊髄まで流れる脳脊髄液という体液があります。

 

通常は事故などの衝撃で脳脊髄液が漏れ出すことにより(これを脳脊髄液減少症といいます)、自律神経失調症と同じような症状がみられます。

 

(事故と言っても自転車で激しくぶつかるとか、強く尻もちをつくといったレベルです。)

 

ところが、事故にあった覚えがなくても脳脊髄液が減少したり循環が悪くなってしまうということがなぜか起こります。

 

起立性調節障害は脳脊髄液減少症の代表的な症状です。

 

学校に行きたいのに起きられない、という場合は脳脊髄液の生成と循環を主目的に調整を行います。

 

それに加えて自宅でも脳脊髄液が巡る簡単な体操を継続していきます。

 

反応の早い子でしたら数回の治療で起きられるようになります。

 

ただしもともと学校が嫌い、できれば学校に行きたくないという気持ちが強いと心理面で足を引っ張りますのでそちらのサポートも同時に必要になってきます。