ぎっくり腰と同じようにぎっくり背中というのがあります。ちょうど胃の裏側あたりの筋肉が何らかの拍子に痛んでしまい、呼吸も止まるくらい痛くなることがあります。
背中は肋骨の動きが悪いと痛くなることがあります。普段から呼吸が浅いという人は、肋骨を取り巻く筋肉が固く、肋骨が動けない状態ですので背中が痛くなりがちです。
また、猫背を続けていると脊柱起立筋が常に伸ばされた状態ですから、これも痛みの原因になります。
背中は肩と腰に挟まれた部分なので、慢性肩こり・慢性腰痛をお持ちなら呼吸筋も固い可能性が高くなります。
深い呼吸ができないと代謝が低下します。
すぐに息が上がるので体を動かすことが億劫になります。
背中に痛みやこり感が継続している場合はまずは肋骨が動けるように筋膜をリリースします。
何をやっても痛みがひどい場合は、胃などの疾患を疑って胃腸科などで検査を受けた方がいいこともあります。